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採用情報

先輩メッセージ

先輩たちに
知恵を借りながら
多彩な工種への対応が
可能に。

2016年入社 工事部主任

田中 寛之

愛知工業大学工学部土木工学科

大学4年生で結婚したこともあり、就職は転勤のない地元企業を志望しました。朝日工業の現場は豊田・岡崎市内か、遠くても設楽町。宿泊できる現場事務所も用意してくれますが、1時間半かけても自宅に帰っています(笑)。入社後しばらくの間は、いろいろな現場で短期間ずつ経験を積みました。新人時代に携わったダム工事用の道路拡幅工事では、全長120mにわたって崖を削り、後から植物が育つよう環境に配慮した資材を60段積む「立体ジオセル工法」に挑みました。まず、現地に業者さんを呼んで新しい資材と工法の説明を聞き、資材を積む土台となるコンクリートを打設する前に、断崖絶壁を重機で削る専用の足場を依頼。新しい工種や地形を経験するたび、新しい資材や機器、施工法を学ぶ必要があり、その分、成長できます。先輩には気がねなく相談できて、過去の経験からアドバイスをもらいつつ、新しい挑戦には一緒に取り組んでもらえます。

思い入れのある現場は、入社3~4年目に担当した愛知県企業庁発注の工事です。トヨタ自動車下山テストコースの敷地外に、全長3kmにわたって獣害フェンスを設置しました。初めて現場代理人として、発注者との窓口を任されました。毎週の工程会議では、発注者のほかトヨタや関連企業のトップクラスの方々が20人近くもずらりと並ぶ中、緊張しながら発表。要求通りの工事を実現するため、狭くて高低差のある山中に部材を荷揚げするためのモノレールの設置を提案し、図面ではわからない木や岩などの情報を収集すべく、自分で歩き回って現地踏査をしました。最近ではドローン測量やICT重機による施工など、工期短縮や品質向上につながる技術が進化。今後はそうした最新技術にもふれながら、1級土木施工管理技士の資格を活かし、監理技術者としてさらに多くの現場を任されるようになりたいです。